KSSC (ブレイク)
※ Pixiv掲載: https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=406599 「うーん……サッカー……サッカー……これもサッカー……!」 先ほどから円堂の唸り声
イナズマイレブン:円+豪(+鬼)
2010/04/14 – 2011/03/07
※ Pixiv掲載: https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=406599 「うーん……サッカー……サッカー……これもサッカー……!」 先ほどから円堂の唸り声
なんだか最近目が合う、ということに気がついたのは授業中だった。普段だったら放課後の部活のことを考えているか、寝ているかのどちらかなのだが、秋の大会が終われば3年生は部活を卒業だ。それでも円堂は勉強そ
「豪炎寺!」「円堂」 足音に振り返れば、両手をパーカーのポケットに突っ込んだ豪炎寺が鉄塔広場の階段を上がって来るところだった。鉄塔広場でタイヤに向かい合うのは、基本一人の特訓だ。それを不満に思うこと
「よぉし!終わったー!部活だー!サッカーだあー!」 先生が教室を出てきっかり10秒。円堂は笑顔で伸びをしている。毎日の風景に驚くクラスメイトなど最早一人も居らず、和やかな目が円堂に送られていた。木野
全速力に急ブレーキをかけ、駄菓子屋に飛び込もうとしたところ、出てきた人にぶつかりそうになった。慌てて数歩下がってごめんを声にしようとする。が、「ご」の声のままで固まってしまった。別に都合の悪いことは
うそつきも休日 昔から嘘は下手くそだ。嘘をつこうとしてもどうしてだかすぐにバレてしまう。だけど嘘だってサッカーみたいに、何度も何度も重ねていけば少しは上達するものらしい。今まではそんなこと、しようと
※ ノリで中学生同居 「うー、寒くなったなあ!」 言葉と一緒に吐き出された息に白い色がついている。一人の夜道では誰の返事も無かったが、独り言に返事がある方が怖い。軽く走りながら、グローブで覆ったまま
さくさくと砂の上を歩いている。 遠くの証明が照らすライオコット島の砂浜は、夜の闇に浮かび上がって不健康な色をしている。日本とは違う澄んだ空気が、何億光年先にある星や月の光をそっくり地上に通している
※ 2010-07-18 / 青春カップ2 / A5コピー / 20P / 円豪※ Pixiv掲載: https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=2268433
こんなところに、という稲妻町の一角にひっそりとその花屋はある。 その青年がすぐに目に付いたのは、頭から爪先まで皺のひとつも無いスーツ姿だったから……ではない。スーツ姿の人間なんて、今この時にも世界